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人口減少・少子高齢化により、学校法人様を取り巻く事業環境は大きく変遷しています。2030年の18歳人口が18年比でおよそ一割減少するなど、これまでのように進学率の上昇だけで絶対数の減少を補うことが難しくなっています。私立大学については定員厳格化の影響も大きく、将来に亘って公益性を維持していくためには収入の多角化が求められていると言えるでしょう。
その施策の一つが資産運用です。例えば、米国私立大学の学納金依存度は2014年で30%程度に過ぎず、次点は年月を経て構築した基金からの運用収入です。このようなエンダウメント運用(※)による収入が全体の約25%に上り、学内設備や人的資本への投資に活用されています。その点、収入に占める学費依存度が高い国内学校法人様には工夫の余地が大きく残されており、一部の著名大学などでは運用改革が加速度的に進んでいます。
(※)エンダウメント運用とは、米国名門大学に代表される基金運用のことで、長期投資・分散投資・外部アドバイザー活用などの特徴を持つ。短期的な市場変動に伴う運用成績の好不調にフォーカスせず、安定的に高いパフォーマンスを誇っている。
しかし、現実的に多くの学校法人様が資金力の豊富な著名大学と同じように専門人材を雇用した自家運用を行うことは難しいと考えられます。過去に限られた知識・情報・人的リソースで運用に取り組んでいた結果、リーマンショック後には一部の学校法人様の運用関連損失が社会問題化しました。
超低金利環境において、長期間に亘って安定的な運用を続けていくためには「リスク管理」「コスト削減」「ガバナンス」の徹底が求められます。そのために欧米の学校法人は、金融商品の販売会社から独立した外部のプロフェッショナルの公正・中立なアドバイスを活用しています。豊富な実績とノウハウを持つ貴重な担い手として、IFA法人MK3株式会社(以下、MK3)は日本全国の学校法人様に情報提供をしています。
【参考リンクなど】
▶︎文部科学省HP「大学ファンドを通じた世界最高水準の研究大学の実現に向けて〜国際卓越研究大学制度の概要〜」
▶︎日本経済新聞(2024年11月24日)「「稼ぐ力」なくして自立なし 藤井輝夫東京大学長」
※上記記事は、東京大学本部広報課の許可を得て転載したものです。無断複製・転載を禁じます。
▶︎教育学術新聞(2023年3月1日)「学校法人の資産運用(大学間の情報共有でより良い大学運営を)」引間雅史氏インタビュー
▶︎小学館マネーポストWEB(2020年1月21日)「公益法人へ"サイエンス"としての資産運用を提供する」
▶︎証券アナリストジャーナル®(2019 年 6 月号)「大学法人の資産運用動向」河田剛※1頁目のみ
※本論稿は同誌の許可を得て転載したものです。著作権は日本証券アナリスト協会に属し、無断複製・転載を禁じます。
▶︎ロイター(2013年7月31日)「仕組債投資の闇、煩悶する公益法人」
▶︎証券アナリストジャーナル®(2011 年 12 月号)「日本の大学法人における資産運用の実態と課題」引間雅史(上智大学理事)※1頁目のみ
※本論稿は同誌の許可を得て転載したものです。著作権は日本証券アナリスト協会に属し、無断複製・転載を禁じます。
法人資産運用における最優先事項はリスク管理です。国内債券での運用が限界を迎えつつある中で、株式市場の急落や金利の急騰、急激な為替変動などの影響を抑制しながら、効率的にリターンを獲得していくことが求められています。そのため、個々の投資対象のリスク・リターンもさる事ながら、金融資産トータルでリスク・リターンを算定し、目先のインカムゲインだけでなく資産全体の長期的な収益性を考慮したポートフォリオを構築する必要があります。
MK3では、金融商品の買付手数料の引き下げをご提案しています。同じ商品であっても販売会社によってコストが異なるケースや、コストが見えづらい商品によってお客様のリターンが低減していることは珍しくありません。また、MK3では相談やアドバイスに関して無料で対応していますので、専門人材の雇用やコンサルティング料などに要する費用を削減することが出来ます。MK3は、お客様に運用コストの最適化をご提供することが出来るのです。
法人資産運用には、継続的なガバナンスの確立が必要です。運用担当者様は「善管注意義務」に基づき、善良な管理者として注意を尽くしていくことが求められますが、法人様は担当者様の交代などが運用に与える影響を排除しなければなりません。専門人材を雇用した自家運用がコスト面などから困難な場合、欧米では外部アドバイザーを活用して運用の質と一貫性を確保していくことが一般的です。MK3は運用体制の統治を長期的にサポートし、法人様と担当者様を守ります。
学校法人様の資産運用は年度決算が意識されますが、昨今の金利環境下で限られた期間内に一定以上の確定リターンを求める場合、自ずと一部の高利回り型債券などに資産が偏ります。短期的な利益を追及される事業法人とは異なり、学校法人様の社会的使命は長期間に及ぶものです。個別商品の良し悪しだけではなく金融資産トータルでリスク・リターンを考え、エンダウメント運用と同じように長期的な視点でポートフォリオ運用を行っていくことが運用成績の安定化に繋がります。
MK3と担当IFAはお客様からのお申し出がない限り替わることがなく、運用の一貫性や法人様の特性・歴史・注意点などを正確に引き継いでいくことが出来ます。
【国内学校法人A様】
「分析力があり、納得できる説明、そして顧客目線での安定的な成長を見込める運用を常にアドバイスしていただけるので、安心してポートフォリオを組むことが出来ます。資産運用については初心者セミナーもあり、丁寧で分かりやすく、一族でお世話になっています。」
【国内学校法人B様】
「買付時の手数料がかからず、売却時手数料が逓減するので良い投資信託だと思っていたのに、保有コストが高く、分配金を出し過ぎていて、いつの間にか元本が減っていることに気がつきませんでした。IFAからの詳しい説明でやっと理解が出来ました。」