投資哲学

投資哲学

資産運用は「サイエンス」と「リスク管理」である

 IFA法人MK3株式会社(以下、MK3)は、資産運用コンサルティングにあたり、次のような投資哲学を基本としています。

「資産運用はサイエンスである」
「資産運用はリスク管理である」

 MK3は資産運用を科学的に分析しています。個別銘柄にとどまらず、世界経済や歴史、行動ファイナンス理論やトレンドフォロー戦略など、あらゆる側面から幅広く研究・分析をしています。資産運用においては、気分や"ミスターマーケット"(※)に左右されることなく科学的な理論に基づいて行動することが重要です。

(※)ウォーレン・バフェットの師であり、「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアムは"ミスターマーケット"という人物が毎日株主の家のドアの前に現れて、毎日違う価格で株の売買を持ちかけてくる話を好んだ。"ミスターマーケット"によって提示される価格は、しばしば妥当なように思えるが、それはまったく馬鹿らしい価格の時もある。投資家は、彼の提示した価格に同意して取引をしても良いし、完全に無視しても構わない。いずれにせよ"ミスターマーケット"は、翌日も他の株式の価格を引き合いに投資を持ちかけてくる。

 このお話でグレアムが伝えたいことは"ミスターマーケット"が気まぐれで提示してくる価格に振り回されるべきではないということです。日々の価格の上下に惑わされずに、十分な分析(財務分析を重視)を行った上で投資を行う必要があります。この例は株式に関する内容ですが、金融市場全体にも同じことが言えます。債券や金利でも"ミスターマーケット"に惑わされないようにしなければなりません。

「全てのことには理由がある」

 プロが運用するファンドの世界では、長期的に多くのアクティブ運用がインデックス運用にアンダーパフォームすると言われています。これは過去から指摘されてきたことであり、数々の研究から多くのアクティブ運用が短期的な結果を求められたりコストの問題などを抱えているためと分析されています。
 その一方で、ウォーレン・バフェットやピーター・リンチのように、長期間に亘ってインデックス運用を凌駕し続ける投資家も存在します。彼らの高いパフォーマンスは、投資対象の分析能力が優れているだけでなく、特殊なポートフォリオ管理や暴落などにも揺るがない精神力によるものです。プロと言われる投資家も陥る罠や著名投資家の運用手法を研究することは、資産運用において大変重要なことです。

「運用には心理が影響する」

 投資家によく見られる傾向として、含み損のものばかりを残していることが挙げられます。これは「行動ファイナンス理論」と呼ばれる心理学を応用した経済学で説明されています。一般的に人間は損失を嫌い、利益を早く確保したくなります(※プロスペクト理論)。人間が資産運用を続けていれば、そのような状況に陥ることが自然なのです。
※2002年のノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンによって提唱される。投資家は収益よりも損失に敏感に反応し、収益に対しては損失回避的な利益確定に走りやすい一方で、損失に対してはそれを取り戻そうと大きなリスクを取るような投資判断を行いやすいとされる。従来の投資効用理論では説明のつかない投資家の判断行動を現実に即した形で解明した。

「歴史に学び長期的に考える」

「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
 MK3では金融市場の歴史を研究・分析しています。金融市場はバブルの発生と崩壊など、同じような歴史を繰り返しながら少しずつ変化しています。過去のバブルが発生した要因や崩壊の過程を分析することで、将来の大きな変化に備えています。経済と金利の関係でも、デフレと低金利・インフレと高金利が交互に繰り返されてきました。歴史に学ぶことにより、本来強気にならなければいけない暴落時に弱気になり、高値圏で強気になるということを防ぐことができます。様々な研究の結果、MK3ではバブル崩壊のタイミングなどを予測することは難しいと考えています。そのため、不測の事態がいつ起きてもお客様が慌てずに済むようにリスク管理を重視しています。

「リスクとリターンは変化する」

 MK3は良いパフォーマンスを追求するだけでなく、リスク管理を重視した投資を提案します。期待リターンが高いものが、必ずしもリスクが高いわけではありません。また、同じ投資対象でも状況によって期待リターンが高まったり、リスクが低くなる場合があります。リスク量は変化し、適切な対応をすることでコントロールすることができます。
 MK3は、広く知られているモダンポートフォリオ理論だけでなく、キャッシュコントロールや成長力のある銘柄に長期投資を行う手法を使い、ポートフォリオ運用を提案します。

「資産運用は敗者のゲームである」

 「敗者のゲーム」の著者チャールズ・エリスは、資産運用がテニスやゴルフのようにミスを重ねることで敗者が決まり、勝敗を決すると書いています。資産運用で安定的なパフォーマンスを重ねていくためには、大きな損失を出さないことが極めて重要です。
 例えば、100万円で投資をしたものが50%値下がりし、50万円になってしまったと仮定します。元の100万円に戻るためだけにどれだけの上昇が必要になるでしょう?
 答えは、100%です。50%の損失を取り戻すには100%のリターンが必要になります。リスクを管理して大きな負けを回避することが、資産運用では大変重要なことなのです。

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